保育にとって大切なこと…

保育の現場で大切にしてほしいことを綴っていきます!

ケンカ!をすること…その2

こんにちは!

保育士さんのサポーター うちだよしかです。

 

ケンカ!というコミュニケーションについて

前回書きましたが

 

今日はその続きです

 

「ごめんね」

「いいよ」

 

という合言葉…

を教えるのではなく

 

子ども同士

感情をぶつけあい

そこで感じるものを大事にしてほしいのです。

 

どうも私たち大人は

円満に解決することをゴールとし

いわゆる「よい結果」を出そうとしてしまっていますよね。

 

子どものケンカは大人のそれと違い

そのことに拘り続けている子は

ほとんどいません。

 

すぐにまた

仲良く遊んでいて

すぐにまた

トラブルをおこしています(笑)

 

「ごめんね」「いいよ」をやらせなくても

子ども同士はわだかまりなく

また遊びます。

 

 

そうです。

仲直りしなくてはいけない

というのは

大人の勝手な思い込みでしかありません。

子ども同士で

その方法(コミュニケーション)を

自分で学んでいくことが大事なのです。

 

そもそも

怒られているうちに

先ほど何が起きたか、より

目の前の怖い先生から

どうやって逃れようか、のほうが

子どもにとっては大事になります。

 

「ごめんね」「いいよ」が

この場から逃れる方法になっているんですね…

 

また

怒られた!ことに

泣く子では

泣きすぎて

何故、泣いているのか

わからなくなっていることも

多々あるものです。

 

怒られる!ことも

叱られる!ことも

泣くことも…

 

子どもにとっては経験ですから

 

否定はしません。

 

でも

あなたと関わった

その経験から

子どもが何を得るのか

そして

どう育つのか…

 

保育士は

その子の中の

何をどう育てたいのか、ということを

いつも考えて

子どもたちに関わって欲しいと思います。

 

あ、決して

「ごめんなさい」を教えなくていい

という意味ではないですよ

 

「ごめんなさい」という言葉に

心を込められる子に

育てましょう、ということです。