読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

保育にとって大切なこと…

保育の現場で大切にしてほしいことを綴っていきます!

手遊びって 何が育つの?

こんにちは!

保育士さんのサポーター 内田淑佳(うちだよしか)です!

 

私が幼稚園で学年主任になったばかりのことです。
ある保護者の方(お母さん)から
お手紙を頂きました。

『先生、うちの子は手遊びが大好きです。もっとやってもらえると嬉しいです。』

いきなりコレが来たわけではなく、
担任が内田先生でよかった、
先生はいつも子どもの目線で保育してくださる、
喜んで幼稚園に行っています、ありがとうございます、
などなど…
お誉めのお手紙を何通か頂いたあと…の
ある日のこと、ですが…(>_<)

勘のいい方は お気付きですね…

はい、この お母さん、元・幼稚園の先生です。

どうしても同職種の方が保護者にいると
気になりますね…
何故でしょう。
なんか、評価されているように感じてしまうのでしょうか…。

その時の私は
まさにそれで、
あー言われた!
というのが率直な第一印象…。

でも、考えますよね。

手遊び?

そういえば、
私は あまり していないかもしれないな…
(ピアノを弾くのが好きなので、弾き歌い…が多い)
→それって私の好み?
たしかに…。

手遊び…か…

手遊びって、何のためにするんだろ?

場もたせ や 場つなぎ、
活動の節目に子どもを引き付ける、
活動にメリハリをつける…

そんな感じで使っていませんか?

私は手遊びでなくトークで それをやっている気がする…
絵本を読む前に 手遊び…とかって
違う気がするし…

それまで深く考えたことなど なかったのですが
自分の保育を見直す、良い機会になりました。

そして、
手遊びって、場つなぎなのか…?
いや、子どもたちは
確かに手遊びが大好きだ。
手遊びって、
子どもの何が育つのだろう…

そういう風に
色々 考えていきました。


手遊びって、表現あそび ですよね。
小さい、とか  大きい、とか
動物の表現だったり。
そして1から始まって2、3と増えていくものも多いですよね。
指が5本なので 5で終わるものが多い。
すると、数の概念も入っている…。

当時の私は
そのあたりまで。

後に心理学など専門的に勉強し、
何より
子どもたちは『真似る』行為を楽しむ、
これは本能に組み込まれているもので
実は、学習意欲に繋がる大事なものである、と知ることになります。
(保育の学校でもサラッとやってました!(笑))

そして、数の概念も
『5』が数をイメージするのに大事な数であること…
人は、『5』までの数量を一目で(直感的に)把握出来るのです。
5と3を足して8、と把握している…のだそう。
おー、これってスゴい!!

つまり、
先生の真似をして色々な表現をし、
それを楽しむことは
意欲ある活動=楽しい、という経験。
だから沢山やったほうがいい!

また、
覚えた手遊びは
先を期待する→期待通りのことがおこる→達成感を味わう
という経験でもあります。

そして、ちょっとだけフェイントかけたり…など
ちょっとだけ期待通りでない時も
凄く喜びますよね。
それがまた次の学習意欲になるのです。

知っている、という喜びと、
知りたい、という意欲です。
ね、学習意欲の根っこでしょ?



当時の私は
子どもが好きなこと、で
楽しみながら
表現やコミュニケーションができる!
というくらいまで…の分析でしたが

手遊びも
色々やっていこう!
と、考えるきっかけをくださった
保護者の方からの お手紙でした。

ちなみに
その方とは今でも年賀状のやり取りを
続けています。