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保育にとって大切なこと…

保育の現場で大切にしてほしいことを綴っていきます!

命令語を使わない

こんにちは!!
保育士さんのサポーター内田淑佳(うちだよしか)です。

新年度がスタートしましたね!
新しい保育制度も今日からスタートとなります。
地域の子育てが より良く、更に充実するよう
一人ひとりの 出来ることを
しっかりやって行きましょう!!


さて、今日は
保育士の言葉について
考えてみたいと思います。


私が保育園を立ち上げた時に
最初に保育方針として謳ったのは
『大人から与える保育 ではなく、
   子どもから 引き出す保育』
でした。

子どもたちの主体性を何より大切に、
大人に決められた事をするのではなく、
自分で決めて、自分で行動する。

それを実現するために
先生たちに守ってもらいたい事として

命令語を使わない。
禁止をしない。

この二つを保育の大前提としました。


禁止も命令に含まれますので
とにかく、命令語を使わない、
という事になりますね。

大切な お子さまを お預かりしているのですから
当たり前の事のハズですが
実は、命令口調が出てしまう事は
多くあるように思います。


○○しなさい!
ではなく、
○○してみない?○○しようか!

小さい年齢のクラスでは
この変換は そんなに難しくないですね。

でも、幼児クラスになると
並びなさい、座りなさい、静かにしなさい…
お喋りしない、走らない、触らない…

ついつい使っていませんか?


3歳、4歳で
急に 厳しくなります…

乳幼クラスでも
同じ内容を発信する場面は沢山あります。
1歳になったばかりの頃には、
「お座りしようね」
「しー、しずかにしよか」
「走ったら危ないよ」
「触らないでね、痛いよー」
など、丁寧に声かけしますよね。

では、4歳になると何故
「触らない!考えたら わかるやろ?いいこと?」
と、なるのでしょうか…。

はい、
わかるやろ?と決めつけているからです。

確かに、立ち止まって
よく考えたら
わかるのです。

わかっている、けど
今、忘れているんです。
思い出せていない、だけなのです。
興味や好奇心、意欲が上回っているからです。

ですから
それを思い出せるような声かけを
したら良いのです。
せっかくの興味や好奇心、意欲を否定するような事は
マイナスだと思いませんか?

幼児クラスの子どもたちに
完成形を求めないで欲しいです。
まだまだ
人の集まる所(社会)では
自分は どうしたらいいか…
の練習を始めたばかりです。

あっ
という気づき が大切です。
自分で気づいた事には
自信が持てます。

指示、命令がないと
動けない人にならないように
乳幼児期だからこそ
自分で気づくこと、を
大切にしたいのです。