保育にとって大切なこと…

保育の現場で大切にしてほしいことを綴っていきます!

言うことを きいてくれない…

こんにちは!!
保育士さんのサポーター内田淑佳(うちだよしか)です。


新任の先生や
パートの先生から
私の言うことは きいてくれない…

ベテランの先生や
担任の言うことなら
きくのに…

という声を よくききます。

私は
こう答えます。

言うことをきかせなくては
いけないの?


大人の言うことを
きく子が
いい子なのでしょうか…。

先生の指示に
スムーズに応えてくれる子が
いい子なの?


言うことを
きいてくれない…
これは大人が困っている状態ですよね。

子どもが困っている時に
助けられる、
子どもが本当に危険な時に
守ることが出来る、

それが出来ていれば
言うことを きいてくれない…は
大きな問題では ないと思います。



指示が上手に出来ることや、
集団を うまく 動かすことが出来る…
という 経験者が持っているスキルは
自然に 身に付きます。


それよりも
本当に大切な

「子ども自身が持っている力を 引き出す」

「子ども自身の 考える力を育む」

「子ども自身の 生きる力を育む」

ということが出来る保育士に
なって欲しいと思います。

これは
残念なことに
ただ仕事をこなしているだけでは
身に付きません。

子どもの育ちについて
いつも考え、
自身の保育を いつも見直し、
よりよい保育について
日々 自己研鑽することにより
身に付いていくものです。

それが
保育士の使命だということを
自覚して…。