保育にとって大切なこと…

保育の現場で大切にしてほしいことを綴っていきます!

「ダメよ!」と言わない素敵なママ

こんにちは!!保育士さんのサポーター内田淑佳(うちだよしか)です!

本日は『まちの子育てひろば』へ
行って参りました。

『まちの子育てひろば』については コチラ 参照
http://yoshikachang.hatenablog.com/entry/2015/09/08/114930

たくさん体を動かして頂き、
最後にパネルシアターをするのですが、
子どもさんの中には
ずずずい~っと
寄って来て、
触りたい!(触ってみよう!さーわった!)
となる方が
たくさん いらっしゃいます。



私は、
触って頂いても
全然OK!なので
ニコニコ笑顔で歓迎いたしますが、
(絵人形を持って行かれたって!そこは、なんとでも出来ます!)

ママたちは
お邪魔になってはイケナイ!と、
気を遣ってくださり、
自分のお子さんを呼び戻してくださいます。

たいていは、
「あ、触っちゃダメよ!」

なかには
猛奪取(我が子!)みたいな…ことも…

みなさま、ご協力ありがとうございます!!


今日はですね、
そんな風景の中の
とっても素敵なママの一言を
ご紹介します。



もうすぐ2歳のお誕生日…くらいの
お子さんでした。

パネルシアターが始まると
すぐに
とっとこ とっとこ
近づいて来て…

すると

ママ「あらあら、前すぎ 前すぎ(笑)
              ここ、おいで!」
          (自分の膝をポンポンと…)




ね、素敵でしょ。
「ダメよ!」と言わないママ。


前へ前へと進むのは
子どもの好奇心!
だからね、
「ダメ」は出来る限り
言わないほうが 素敵です。

せっかくの好奇心に
「×」をつけたくないでしょ?



もちろん、
おいで!で来るお子さんは
いいよね…と
お思いのママも いらっしゃるでしょう。

子どもさん
一人ひとりに、個性があるので
当然
いろんな反応があります。


でもね、
「ダメよ!」をやめてみると
子どもは変わります。

「あらあら、前すぎ(笑)」
こんな風に
見たそのまま、ママの感じたままを、
言葉にしていくのは
とっても良い方法です。
(保育士さん向けに そんな研修を やっています)


本当にダメなことなんて
そんなに沢山は ないんです。

ダメを乱発していると
本当に危険なときに
伝わりにくくなります。


子どもは
見て 聞いて 触って
次から次へと 世界を広げて行きます。
大人の都合で
お邪魔をすること…
出来る限り減らしたいです。



今日の素敵なママの一言、
とっても心地いい響きでした。