保育にとって大切なこと…

保育の現場で大切にしてほしいことを綴っていきます!

自信をもって

こんにちは。保育士さんのサポーター内田淑佳(うちだよしか)です。

卒業シーズンですね…

幼稚園、保育園さんも
今週末は卒園式というところが
多いのでは
と思います。

卒園していく子どもたちに…
「自信をもって小学校に行ってください」

こんな言葉を掛けますよね。

「自信」

子どもたちに
持ってほしいものの
一つ。

そして
私たち
大人にとっても
持ちたいもの、ですよね。


自信って
なんでしょう。

何かが
上手に出来ることですか?

間違えないことですか?


どうも私たちは
上手くできないと
自信がない

失敗しそうで
自信が持てない…

そんな風に思いがちですが、

子どもたちに
「自信をもって小学校に行ってね」
と言葉を掛けるとき、

上手くやってね
間違えたらアカンよー

とは
思っていませんよね。


「自信をもって!」
と声を掛ける時の気持ちは…

「応援しているよ!」
ではないでしょうか。



そうです。
自信とは、自分を信じる気持ち。
文字通り!


信じて応援するんです。



例えば
折り紙が上手でない子。
上手じゃないからダメ?

運動が苦手な子。
出来ないからダメ?


違いますよね。

上手とか、出来る出来ない
ではなく

やってみよう!という
気持ちが大切だと

あなたは子どもたちに
伝えていませんか?

だから
こう声を掛けるはずです。

「上手くできなくても 大丈夫」
「失敗したって いいじゃない」
「やってみないと わからないよ」

「間違えてもいいから やってみよう、先生 応援してるよ!」



これは
子どもの可能性を信じているから、
子どもを信じているから
掛ける言葉ですよね。


どうせ やっても出来ない
などと思っていれば
出てこない言葉であり

上手く出来ることだけに
価値を求めていれば
出てこない言葉です。


こんな失礼なことは
ありません。




子どもたちを
応援する側の私たちですから

自分のことも
ちゃんと
応援してあげてくださいね。

自分を信じて
子どもたちを応援する時のように
自分を応援するんです。


これが
本当の意味の
「自信」です。


子どもたちも
自分で自分を応援出来るように
なって欲しいですね。

自信をもって
ピカピカの一年生に
なって欲しいですね!!





一般社団法人 そだち