保育にとって大切なこと…

保育の現場で大切にしてほしいことを綴っていきます!

ルールというもの

こんにちは!!
保育士さんのサポーター
うちだよしか です!!


園の中に
色々なルールが存在していませんか?

お部屋の中で走らない
とか
固定遊具が一方通行になっていたり
だとか

聞いただけですが
公園に行って
木の枝を拾わない!!
などというルールのある園が
存在したそうです…

人の集まるところですから
ルールはあって
当然ですね。

ただ、ルールの作り方や
伝え方には
気をつけたいものです。

なぜならば
保育園は
子どもたちが最初に出会う
外の場所=社会
だからです。

つまり、保育園で出会うルールというものが
子どもたちの「あたりまえ」になる可能性が
とても高いのです。

ですから、ルールというものに
「嫌なもの」という感情が刷り込まれないよう注意する必要があると思います。

本来、ルールとは
みんなが気持ちよく過ごすために必要なもの
ですよね。

そのことが上手く伝わるようにしなければなりません。

先生(保育士)は、子どもにとって
強い立場の人間です。
ですから
ルールを押し付け、守るよう従わせるやり方をしてしまうと
子どもたちは
ルールというものは、
強い立場の人間が作る。
強い立場の人間が抑えつける。
従わない者には罰がある。
怒られないように従うべき。
………
このようになってしまいませんか?

本来の目的である
みんなが気持ちよく過ごすため、
を見失ってしまうから
怒る人がいない場面では出来ない…ということが
起きるのです。

子ども自身が
ルールの大切さに気付くために、
みんなでルールを考え決めていくという経験の場面を
たくさん作って欲しいと思います。