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保育にとって大切なこと…

保育の現場で大切にしてほしいことを綴っていきます!

人のせいにする

こんにちは!!
保育士さんのサポーター内田淑佳(うちだよしか)です。


先日の
『自己肯定感』について、の研修の中で

『自律』について、
お話しました。

自己啓発セミナーなどに行くと
よく聞く『自分軸』に重なる言葉です。

私は、『自律』を、
『心の健康』のポイントとして取り上げました。

起きた問題を、誰かのせいにしていると
その誰かが解決してくれないと
進めない。
悩みを、自分の力で解決できること。
人のせいにしたり、誰も何もしてくれない~となっている時、心は不健康な状態です。

自分のことは、自分で決める。



そこで
今日は『人のせいにする』について。

何かが起きた時、
「誰がやったの?」と
言っていませんか?


子どもたちに接する時、
コレに気を付けて欲しいのです。

つい、「誰」がやったのか、
大人は問いかけてしまいます。

ただ、知りたいだけ、なのですが
(怒らないから言ってごらん的な…)

その言葉を受けとる子どもたちには
どのように聞こえているでしょうか…。

文字通りに
先生は誰がやったかを知りたいんだな、と
受けとってくれる子もいるとは 思いますが
ほとんどの子は
「ぼく(私)じゃない!」
つまり
「やった子が 悪い」と、受け取ってしまっているのではないでしょうか…。


牛乳が床にこぼれている…。
「誰が こぼしたの?」


保育士としては
こぼした本人に、話をしたいから
聞くのですが

こんな時こそ
誰がこぼしたか、より
床が汚れていたら
どうするか?を

子どもたち自身が
考えて
行動出来るように
導いて欲しいのです。


わかりますか?
先生が「誰?」と言ってしまうことで
子どもたちに「誰?」と思わせてしまうのです。

だから
「ぼく(私)じゃない」になる。

ぼく(私)は関係ない!のかな?

床が汚れていて困るのは
みんな、だよね。


「誰?」と聞くことで
実は「やった人のせいにする」ことを
教えてしまっているのです。


あれ?
そんな風に「人のせいにする」ことを
言いたいつもりじゃないのに…


でもね、「誰?」を日常的に使っていると
何か起きた時に「誰がやったん?」という
子どもになります。


何か起きた時に
「ぼく(私)は どうしよう?」と
思える人になって欲しければ

「あらー牛乳が床にこぼれてるねー
どうしましょう?」
と言ってください。

それぞれの子どもが
それぞれに
「どうしよう?」と考えるはずです。


ちょっとした言葉の違いですが
子どもたちには
「あたりまえ」の事として
どしどし インプットされて行きます。


もちろん、
こぼした本人に
「自分がしたことは、自分で」を
伝えたいです。
でもそれは、
先生が見ていた時で いいのです。
「○○ちゃん、牛乳こぼしちゃったよ、どうする?」