保育にとって大切なこと…

保育の現場で大切にしてほしいことを綴っていきます!

どんな子に育ってほしいか

こんにちは。保育士さんのサポーター内田淑佳(うちだよしか)です。

本日は『保育の質を高める研修会』大阪にて
発達障害のある(かもしれない児含む)子どもへのサポート」という内容で開催しました。

年度末のお忙しい時期に
お集まりくださった皆様
誠に ありがとうございました。


頂きました感想の一部を
ご紹介します。



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・三項関係の話が非常に興味深かったです。話を聞きながら、クラスの子どもで 当てはまるかも…と思うところが いくつかあったので、今日の話を思い出しながら関わってみたいと思います。
「どんな子に育ってほしいか」を前提に、様々な声かけを行うことが大切だとわかり、明日から早速 意識して やっていきたいと思いました。
自分の普段の子どもに対する態度を振り返る良い機会となりました。障害のある子、ない子に関係なく、成長段階に合わせた声かけが大切だと思いました。非常に有意義な時間となりました。

・どうしても気になる子ばかりを注意してしまうことが多くなっていたことを感じました。周りの子への配慮も どうしていけば?と思っていたので、今日 参加させて頂き良かったです。
「一人ひとり感じ方が違う」ということで、いつもこちらの思いや考え方を押し付けてしまっていたのか、と思いました。
園にしっかり報告をして、新年度からの保育に活かしていきたいと思います。
自分自身、もう一度、保育のあり方を考え直し、楽しく保育したいと思います!

・次のクラスでは加配のつく子どももいるので、しっかりと関係を築いていきたいです。どうしても評価をしてしまいがちですが、子どもの気持ちをしっかりと考えて保育していきたいです。
周りの子に対して、育んでいきたい気持ちなども勉強できて良かったです。

・前回、自己肯定感の研修を受けていたので、とても分かりやすく、復習にもなりました。
来年度から1対1でつく子どもがいるので、その子のことを頭に浮かべながら研修を受けることができ、とても良かったです。
グループワークをすることで、他の先生方の意見が聞けて、とても勉強になりました。

・明日から早速、子どもへの声かけの仕方を考え直そうと思いました。
どうしても「障害なのか否か」という線引きを重視しがちですが、内田先生が仰っていたように、その子の得意、不得意を見つけて、共感できる部分を見つけて、関わっていきたいと思います。

・クラス全員の子どもの特性や性格をふまえて対応をしていかなくては、と思います。

発達障害かもしれない子ども、そして周りの子に対しての関わり方を学べました。
乳児期の関わり(大人との信頼関係)は、本当に大切だと理解はしているつもりだが、そこが全ての原点となっていることを改めて実感しました。
一人ひとり感覚が違って当たり前!という思いを持ちながら、子どもの気持ちを考えて保育していきたいです。

・普段、何気なく使っていた言葉も、子どもにとっては不安を抱かせる場合もあると気づき、反省することも多く、今後、改めていこうと思いました。
障害児保育はとても奥が深く、興味深い話が多かった。
自分の保育の気づきになる事が多く、良い研修に参加できて良かったです。

・気になる子どもに対して、叱っていることが多く、自己肯定感の話を聞き、もっと受容できるようにしていきたいと感じました。
評価をしているつもりはなかったけれど、やはり善し悪しでばかり考えてしまっていて、自分の保育での声のかけ方など明日から変えていきたいと思います。
子どもたちの何を育てたいか、自分自身が しっかりと持ち、それを伝えられるよう今日 学んだことを活かしていこうと思います。

発達障害についての理解ができました。4月から 障害のような?感じのお子さんをもつので、関係の築き方や、みんなと同じに行動させるだけが目標ではないということが重要だなと改めて思いました。
大切なのは、その子に合った関わり方だと思うので、考えてみます。

・初めて発達障害に対する研修を受けて、自分の接し方は まだ一人ひとりの事を考えてあげられてなかったと感じました。
障害と確定していないのに、一人違う行動を認めすぎるのは良くないと思っていたけれど、受容していくことが まず大切だとわかました。その上で注意するのではなく、こうあって欲しいということを少しずつ伝えていこうと思います。

・グレーゾーンの子どもが増えていると感じます。それぞれの担任が手探りで保育しているので、今日の話を伝えて、活かしていけたらと思います。
どんな子どもでも、保育士は成績をつけるのではなく(評価するのではなく)まず信頼関係を作る、子どもに好きになってもらえる保育士になりたいと、内田先生の前回の研修を受けて以降、意識して保育しています。今回 また一段とそれを思いました。

・自己肯定感の獲得についての話が すごく分かりやすく、発達障害の有無には関係なく、全ての子どもに対して 大切であることが とても勉強になりました。
そのためには、もっと一人ひとりの事をしっかりと見て、見極めていく事が大事だと感じました。

・まず一番に感じたことは、どの内容も障害児や気になる子どもだけでなく、全ての子どもに共通して大切なことだなと思いました。確かに個別のサポートは必要だけれど、皆に対して丁寧に対応していかないと、と改めて感じました。
保育をしていると、つい「集団で」と考えてしまうことが多いですが、内田先生の言葉で「まとめることが大切なのか?」という言葉が心に響きました。大人の都合で保育していることが多かったなと反省しました。
子どもの発信を一つ一つ認めていけるように保育していきたいです。

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ありがとうございます!!

そうなんです。
障害がある、なし、ということで
大切なことが違うわけじゃなく

障害(個性)の特性から
伝わりにくさがある場合があるから
そこは
注意が必要ですが

全ての子どもにおいて
大切な
「人との信頼関係」
そこから育まれる「自己肯定感」

この部分を
まず
大切に育んで欲しいです。


集団で行動出来ること、が
大切なのではなく、
社会性が身に付いてくれば
おのずと
集団で行動出来るのです。

社会性の土台となるものの一つが
「自己肯定感」です。




特に
発達の気になる子ども
障害のある子…は

行動ばかりに目がいってしまいがちです。



なぜ
その行動になるのかを考えることも大事ですが


行動だけを問題視していては
大切なことを
見失うことに なりかねません。


星の王子さま」に出てきますね…
大切なものは
目には見えないんだよ…





一般社団法人 そだち